ビジュアル面
ヘアカラー ブームから20数年…今ではほとんどの方がヘアカラーをされていますね。
前回のトータルファッションのブログで、ヘアカラーの色効果の賞味期限については触れさせて頂きましたが、
もう一つの要素として、顔の周りにある程度明るくなった髪がある事で、印象が優しく見えたりする効果(メリッ
ト)もありますね。
ただ、その「ビジュアル的メリット」を得るために発生する「ビジュアル的デメリット」もあります。
ヘアカラーでは、黒髪を明るくする脱色(ブリーチ)作用と化学染料による染色作用が同時に起こります。
ヘアカラーをして1ヶ月以上経つと脱色されていない新生毛が伸びてきてプリン状態(ツートン状態)になります。
ヘアカラーで白髪染めをされている方の場合は、1センチ程伸びた白髪 & 1センチ程のツートン状態になります。
ここで、ヘアカラーではなくヘナで白髪染めをされている方の状態を見てみますと、
ヘナをされて1カ月後、白髪が1センチ程伸びています。
それだけです。
伸びてきた白髪も黒髪も、同じ「色ムラ」という事にありますが、ヘアカラーをされる事で「色ムラ」が増えて
しまっているのです。
更に、一度脱色された髪は月日が経つにつれ徐々に明るくなっていくので、その辺もケアも必要になってきます。
街中で、明らかに放置されて品の良くないブリーチ状態になっている方々の後ろ姿を見かけると、残念な思いにな
ります。 お顔は綺麗な方なのに…
それでも…
そういうリスクを負ってでも毛染めの選択肢として、やはりヘアカラーを続けていかなければならないのであれ
ば、いや だからこそ より長くヘアカラーと付き合い続けていくためにも、ヘアカラー後の頭皮のお掃除ケア、炎
症ケア、頭皮から皮下組織に浸透してしまった薬剤のデトックス、髪の栄養補給も同時進行で考えるべきだと!
これ以上のリスクを増やさないためにも、強くオススメしたいものです。