1. ヘナの効能

自然派志向の方々はヘナをされている方が多いと思いますが、分かっているつもりで意外に分かっていない部分も多々あるような…

効能的には、*頭皮を綺麗に保てる *髪にハリコシが生まれる *髪の艶が増す *癖毛がそれなりに落ち着く *トリートメント効果がある *デトックス効果がある *白髪染め効果がある

といったメリットが挙げられます。 

今日のテーマは、「ヘナのトリートメント効果」についてです。

髪の毛の主な成分はタンパク質です。他には水分、油分、メラニン色素、微量元素から出来ています。

タンパク質が損傷を受けると水分、油分も失われていきます。

ヘナはその損傷部分に必要な成分を施し補修している訳ではありません。

ヘナの成分は、ヘンナという植物の葉っぱの成分と水(お湯)のみです。

その葉っぱの成分が髪の毛に付着し、回数を重ねるごとにより強固なコーティングがされ、外界の刺激を受けにくくする。

これがヘナのトリートメントとしての働きです。

自然素材をそのまま利用しているだけで、ダメージを受けている髪への補修の為に細かく研究し用意されているものではありません。

というと誤解をされてしまいそうですが、別にヘナを否定している訳でも軽く見ている訳でもありません。

むしろ自然に生息しているものをそのままして利用するだけで、それだけの効能があることは素晴らしく、それを見つけたインド人のセンスと自然の神秘さに深く感謝の念も感じています。

あくまでここで伝えたかったことは、一般的に思われているトリートメント性とヘナのトリートメント性の違いについて正しく認識して頂きたいという事です。