私達の身体は様々な細胞が集まって構成されています。

その数は60兆個とも37兆個とも言われています。

大きな開きがありますが、今回のお話に限りましては個数の多い少ないは特に問題ではありません。

その多くの細胞達はそれぞれの特徴があり、それぞれの役割があります。

例えば A という作業が得意な細胞

A は苦手だけど B という作業が得意な細胞

或いは C という作業が…

それらの得意不得意を補い合いながら協力し合って様々な臓器や器官…  そして身体を正常に保てるように生命維持活動をしています。

もしその役割を無視し、それぞれが勝手な活動をしたらどうなるでしょうか?

いわゆる「ガン」と言われるものが代表的なケースだと思います。

これを人間関係で成り立っている実社会に置き換えて考えるとしたらどうでしょうか?

自分のことには一生懸命で、他人の気持ちはあまり考えられない…

この思考状態を続けてしまうか?

或いは、困った時はお互いさま…

人の喜びは自分の喜び…

自分を大切に出来る人が他人も大切に出来る…

実社会も身体の中も同じなのかも知れません。